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2006年5月7日(日) その1
言葉の意味をより深く捕まえるためには、豊かにするためには、行為を伴わなければならないわ。だから、もうなにも恐れない。恐れてなど、いない(ある一点以外は)。
他者と交わり何かに開かれていくことを、喜んで受け入れたい。たとえ、その行為が痛みを伴うものでも、苦しみを伴うものでも。むしろ喜んでいたい。 #
by surdose
| 2006-05-08 03:50
2006年5月6日(土) 深く息を吸って
そしてわたしは書くことを選んだ。(中略)
だから敢えてやってみようと思うのだ。“語る”ということを。恥じらいや激昂、怒り、苦しみさえもともなって語るということを。書くという感情は、人を殺すときのそれに似ている。腹の底からのぼってきて、喉元でいっきにあふれ出すのだ。まるで絶望の叫びのように。 (アンヌ=ソフィ・ブラスム、河村真紀子訳『深く息を吸って』早川書房、2003) 感性だけで生きるのはだめ、絶対にだめ。 弱いから? 脆いから? いいえ、もっとはっきり甘えているのだとお言いなさい。 感性だけで生きるつもりならば自分よ、呪われろ。 感性を否定しているのではないの。 それに苛まれて、たとえ殺されてしまうことがあっても。 だったらそれはむしろ誇らしい。 忘れてはいけないのは感性だからこそ捕まえることのできた感覚、それを言葉にしていくこと。 その作業を怠ってはならない、生きて在ることを怠ってはならない。 いまここに在るあいだは、まだここにいるあいだはいけない。 「書く」「語る」「求める」 意味を探りながら、言葉を探しながら、 そのさきにかすかにしか見えないものを追いかけ続ける。 この作業があればこその、感性の鋭さ(でなければ意味なんてない)。 それをしないで、感性のみで生きていてもなにも見えない(それはとても苦しい)。 でも、言葉はいつも新たな世界をみせてくれる。 言葉によって、世界はいつもあたらしく生成されていく。 あらたな秩序を発見する。 何通りにもわたる世界の見え方が立ち上がってくる。顕れてくる。 その美しさにわたしはいつも心を打たれ、言葉さえ奪われて立ちつくします。 そして、その失われた言葉を取り戻そうといつも必死でいるのです。 想像を超えたなにかに打たれた体験を、言葉にしてもう一度呼び戻す行為、 それこそがわたしにとっては生きているということなのでした。 作家でもなく、詩人でもないけれど・・・それでも、いつもその行為を欲していている自分を知っている。 呼吸や夢見ることが無意識下で行われるのと同じくに。 #
by surdose
| 2006-05-07 23:43
2006年5月2日(火) ツンデレ宣言
ある人に「ツンデレを目指せ」と言われてしまいました。
このあいだも素敵なお姉様たちに、 「(一見、知らない人から見ると?)ツンデレだよね」 とまたもや言われてしまいました(でもお姉様たちが素敵なので、そのときはデレデレでした)。 調べてみたら、メイド喫茶ならぬツンデレ喫茶なるものもあるそうです(イベントのみの開店だったかもしれません・・・調べたけれど情報が確認できませんでした)。 メイド喫茶よりアルバイトしてみたいな、ツンデレ喫茶。 お帰りの時は、「酷いこといっちゃったけれど、またきてくれる?」だそう。 なぜかやたらツンデレを推奨されてしまった最近。ということでしばらくツンデレキャンペーン開催中でございます。 ・・・でも好きな人(=デレデレされない人)以外には、その子がツンデレかどうかなんて、わからないのではないの・・・!? #
by surdose
| 2006-05-07 23:40
2006年5月1日(月) その2月曜日の帰宅時、からだがふるえて涙腺も壊れてしまったようで・・・会社をでたときから、おかしいおかしいと思っていたのですけれど、とうとう駅で一歩も動けなくなってしまいました。救急車?って思ったのですけれど、一滴も血も出ていないし、今にも死にそうな状態ではない患者は患者でないのです、救急病院にとっては(当たり前だ)。 でも、胸は苦しくて苦しくて、強い感情に支配されてしまって、動けません。心がこんなに張り裂けそうになっていても、死んじゃえばいいっていうくらい苦しくても、ほんとうに胸が裂けてしまったりはしないのが、いつも不思議。 赤い血が流れる傷なんかよりずっとこっちのほうが痛いのに。 とにかく交番にいってまだみてもらえる病院をさがしてもらえ、という指示をもらって、よろよろ歩き出します。でもその駅の反対側にある交番にぐるっとまわるだけのあいだにナンパされるってどうなのよ!? ・・・こっちはぐちゃぐちゃの泣き顔なのに。 相手の無神経さに一瞬、憎悪の感情が心をよぎります。 よりによってこんなときにやめて、やめてと叫びたい気持ちで交番へようやくたどり着きます。 交番で何軒も電話をかけてもらってようやくみてもらえる精神科をみつけてもらいました。 その病院で安定剤をもらって、それも効かなくてふるえっぱなしなので、とうとう点滴にて薬をいれてもらいます。 心配してくれた会社の上司が一度見に来てくれたのが、嬉しいながらも、情けなくて情けなくてまた泣きそうでした。 ドクターキリコみたいな髪型のお医者さまは、入院できる設備があれば一晩様子をみることもできるけれど・・・といってくださったのですが・・・あいにく入院設備のないところだったのでお薬をもらって帰ります。 連休に入ってしまうので、お薬があるのすごーくありがたいのです。でも、一気に飲まれたら困る、と言われてしまってぎりぎり最低限しかいただけません(でも病院の薬で死ぬのは、実は難しい)。 ちょっとどきどき、これで持ちますように。 ということで、連休にはいってしまいました。 薬のおかげでわりと元気みたいですが、お医者様の指示通り、ゆっくり過ごすことにいたします(でも、遊ぶ)。 #
by surdose
| 2006-05-07 23:37
2006年5月1日(月) その1
パニックの時、一分はただの一分でなくなる。
人が死ぬ瞬間、それと同じ混沌が現れるのだ。時間や形がいままでいたはずのところから解き放たれ、すべてのものが歪んで大きく見え、まとまりを失い、飛散してしまう。 (バーバラ・ガウディ『Kissed』島田精治訳、新潮社、平成10年) #
by surdose
| 2006-05-01 11:06
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